四万十川岩間沈下橋すぐそば
高知市から3時間弱かかって
辿り着く30分ほどは冷や汗💦ものの酷道
ついた時にはホッとした。
高知県はとても広い、東西が長い、
高知市近辺に何十年も住んでいても行ってないところが多い
それではいかんと思いたって、ドライブがてら出かけている
今回行ってみたのは
高知県西土佐町という高知龍馬空港から車で4時間近くかかる
公共機関だと空港から高知駅→中村駅→手段なし
これぞ古民家、
という築60年は建っているだろう田舎の一軒家
ガラス窓の桟も、畳も、天井の梁も
ふき掃除が行き届いて
土間の戸もガラス窓も開け放たれている
いい風が吹き抜けていく
緑と空の青さしか視界に入らない
高知県に一つないものはなんだと思う?
地平線です
山に囲まれて海に面しているから
埃っぽくないし、空と緑と海がきれいです
高知の良さがぎゅっと詰まったような空間だと思った。
店主は40代とおぼしき若夫婦ふたりで切り盛りしている模様
寡黙に仕事をこなしている
営業時間は11時から13時の2時間だけ、
火曜日水曜日の週2日お休み
あっさりとした出汁のきいた細麺をすすりながら
タケノコとイタドリのトッピングをつまむ
水とおしぼりはセルフで・・・
この山の中で中華そば屋をやろうと思ったのは?
お客さんがあんまり来ない場所を選んだの?
1日に2時間だけって、なんか他の仕事持ってるの?
疑問がいっぱい湧いてきた、なんか感覚が違う気がして
私が今まで持っていた価値観を笑われているような
店主は北海道出身の大高さんという人で西土佐に移り住んで
2020年にこのお店を開店したらしい
名前のkobiは店主の趣味が骨董品鑑賞で
小さい美、古い美、が由来らしい・・・
友人に紹介されてずーっと気になっていて、
ひとつ宿題を終えたような開放感がある
とにかく来たんだから、、、
いつもの空間と違う空間に触れたような感覚
仕事とか物品だとかバタバタした生活を
嘲笑われているような、、、
印象深いのは風が気持ちよかった
とにかくおしゃれで素敵な古民家でした