コロナ禍で海外どころか県外も行けない雰囲気になってはや3年
最近では四国ドライブ旅にハマっている
考えてみたら高知県もよく知らなかった
自動車は自転車がわりの感覚で乗っていた
遠出とか高速とか無縁に生きてきた
ドライブとは隣の席にただ乗っているもの
今になってはもったいなかったな、と思う
しかし、これも出会いである
それまでドライブに関心がなかったのだから仕方ない
最近では高速道路マップとかGoogleマップとか
酷使して次の旅の道程を考えるのが最高に楽しい。
3月終わりの桜が咲き始めた頃に1泊2日の愛媛旅に行った
仁淀川大橋から194号線を通って西条へ行き
（なんと1時間半信号のないゆるいカーブの道）
高速道路も走ってまずはショッピング
「エミフルMASAKI」愛媛県伊予郡松前町にあるショッピングモール
「ペッパーランチ」でランチをして
「LOFT」で化粧品とかスリッパとかお買い物
旅先だと思うと買い物も楽しい
年齢的に欲しいものがだんだんと無くなるので
とにかく洗剤でもいいから買う
お買い物とランチを済ませて
ちょうどいい時間になったので
そろそろホテルにチェックインする
10分ほど車を走らせて今日のお宿は
いよプリンスホテル
口コミに
「温泉とサウナがあって、風呂上がりに生ビール１杯サービスで
近隣には居酒屋もコンビニもある」とあった
HPを見ると広い部屋、オーシャンビュー、大きな鏡が２面、
それでお値段1泊１人6000円、即決した
チェックイン時間3時に入室
広い、窓が大きい、海が見える、、、最高だった
まずは温泉に入ろう
温泉の入り口には食堂があって
宿泊者さんは生ビール１杯サービス
ということで
風呂上がりではなく、風呂入りまえにいっぱいいただいた
いいね、いいね、お風呂の前の生ビール
温泉でてからはホテルの近所を散策
コンビニが数軒とショッピングマートの「マルナカ」と「フジ」
港もあって夕陽が綺麗、伊予市は夕陽が綺麗で有名らしい
夕日はどこでも見ても綺麗だけど、、、
写メをパチリ
風呂上がりでちょっとお疲れ
長く生きてきたね、わたし
だけど、今が一番楽しい
で夜の帳が降りて知らない街をうろうろ
フラフラ歩いて、探しているのは
そう、居酒屋、、、赤い提灯があるともっといい、、、
あった、ドンピシャな外観、これはいいと思う
ガラガラと戸を開けて「ひとりですがいいですか？」
とまずは一声挨拶をする
カウンター席と上り框の座席がふた席の小ぢんまりとした店内、
お客さんはそこそこ入っている
「ここいいですか？」と声をかけてカウンターの真ん中より端に座る
手前にテレビがある、カウンター内では綺麗な若奥さん風
奥の調理場には若旦那風のお二人でお仕事しているようだ、
いわゆるチェーン店の居酒屋とは真逆の雰囲気がある
「生ビールをひとつください」と注文してから
メニュー表を見る
もつ鍋とか鶏の網焼きとか、刺身盛り合わせとか
今日のところは刺身盛り合わせと蓮根の天ぷらの
ふた品を注文して、しばらくは様子見をする
田舎町の地元に愛されている酒場の典型的なやつ
お値段もお安いし、大将も女将さんもフレンドリーだ
ホテルのお客さんが飛び込みで来ていて、私のような
一見さんは慣れているように感じた
電話が鳴ってカウンター席に３人分おしぼりが並べられた
予約のお客さんの電話だったようだ
そうしてすぐに玄関の戸が空いて
さっきホテルのフロントで見かけた老夫婦が入ってきた
「すいません、いっぱいなんですよ」
と女将さんが断ったので老夫婦は諦めて帰った
「どこへ行っても老夫婦に会うなぁ、することないじゃんね、と言っていたお婆さんがいたなぁ、あの老夫婦はどこへ行ったのだろう」
なんてことを考えながら初めての街の初めての居酒屋を
適当に出て、コンビニに寄って寝酒を買ってホテルに帰った。
翌日はもう一度朝温泉に入ってから朝食をいただいて10時半にチェックアウト
帰りは綺麗な景色を見ながらひたすらドライブ
八幡浜に向かう「夕焼け小焼けロード」という海岸線を走って
「道の駅 ふたみ」で昼食休憩をして
久万高原方面に向かう380号線がちょっと怖かったけど
なんとか無事に国道33号線に出てあとは佐川方面に向かった
「小田の郷せせらぎ」という道の駅でたらいうどんを食べて
お店に到着したのが17時だった、近場で楽しい旅ができました、
近場でいいじゃん、いよプリンスホテルでいいじゃん、
と思ったけど、日にちが経つとやっぱり遠くに行きたいな、
と思ったりしています
旅は楽しい、以上。
