「韓国映画 約束」
2006年 cjentertaiment
監督 アン・バンソク
主演 チャ・スんウォン チョ・イジン
2022年7月23日 Amazon primeで視聴
あらすじ
”北朝鮮に住む青年キム・ソノ（チャ・スんウォン）は韓国に住む祖父と秘密裏に連絡をとったことが保衛部に知られたため命の危険を感じて一家で脱北することになった、祖父が韓国で財をなしているということが頼みの綱であった。結婚の約束をした恋人ヨナ（チョ・イジン）には必ず迎えに来るからと固い約束をして韓国へと渡った。韓国に無事渡ったキム・ソノ一家に知らされたのは祖父がちょっと前に亡くなったという知らせだった。それからというものソノは恋人ヨナの北朝鮮からの脱獄費用を稼ぐために必死で働き、家族も食堂を営んで韓国での生活を営んでいた。寝る間も惜しんで働いた大金を脱獄を助けるという男に騙し取られたり、ヨナが北朝鮮で結婚したという情報が流れてきたりして、ソノは絶望しながらも韓国での生活に馴染んでいっていた矢先に、脱北に成功したヨナが韓国にやってきて・・・”
ひまわりの韓国版だけどラストが逸品
変な例えだけど
買い物へ行って一目惚れした洋服とか見つけて、欲しい‼︎‼︎ってなたときに
何かの事情で3年後でないと購入できないという事情がどちらかにあったとして
3年後に同じ環境で同じ情熱でそのものを欲するだろうか？
「ひまわり」ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演のあまりにも有名な映画
恋人たちの恋が戦争で無惨に引き裂かれた悲しいラストシーンは映画史に残っています。
地球上の全ての悲しみをソフィア・ローレンがひとりで背負っているみたいなラストシーン
素晴らしい音楽と映像美、あの音楽とロシアに広がるヒマワリ畑の地平線
で悲しみが何十倍にも膨れてしまって、映画を見た後は放心状態だったことを覚えています
こんなに悲しくて理不尽なことがあるのだろうか
と当時は悲しくて絶望したことを覚えています
韓国版「約束」のラストシーンは絶望とか悲しみとは違っていました
その前に彼がどれほど苦労したか、真摯に努力したか、が描かれていたし
妻となった人も彼をさりげなく支えていて
だから彼が約束を守れなかったとしても
誰も彼を責められないし、彼女もそれは理解できたと思う
ラストシーンでの一枚の写真を見たときに
多分誰でもみんな
良かった！！！
と思えるラストシーンでした
韓国版ひまわり、約束もすっごくよかったので、南北戦争ものんと敬遠せずに、店てみてくださいね
