いちばん大切なのに誰も教えてくれない
「段取りの教科書」 水野 学著 を読んだ。
段取りが取れないとイライラするよね、
だから段取りをうまく取ると全てがうまくいくと思う。
だから、今日は段取りのお勉強。
上手に段取りを取ることによって、仕事をルーティン化し、
ベースをきちんとしておくことで、仕事のアウトプットのレベルが上がるのです。
段取りのとり方は、小さなことから初めてだんだんとかたちにして、
完成度は低くていいから「かたち」にして
日々積み重ねることによって、自ずといい段取りができるのです。
段取りさえ取れれば仕事は半分以上終わったようなもの
農家の直販所に「イモ天」を毎朝出荷していた時期がありまして、
朝起きてイモをフライヤーで揚げるのだけど、
段取りさえ前日にしておけば
(イモを選別して泥を洗い流し、皮をむき切って水にさらしてざるにあげておく)
当日の朝は目をつぶっていても仕事は終わる、
という経験があるのだけど、
最近は新しいことを始めようとすると、段取りがうまく取れなくて、
イライラ、モンモンとすることが多いので
改めて段取りとはなんぞや、と疑問を持ち読みました。
全ての仕事に締め切りを作る
会社員じゃないもんだから、締め切りという概念がなかった。
そうよ、自分で自分に締め切りを作ればいいんだ。
やることリスト、やりたいことリストを作って、
それなりの締め切りを作る
やったことをルーティン化して精度をあげていく。
目的地を決める⇄●台所のシンプル化 ●一週間の弁当の献立 ●映画の感想を書く
↓
目的地までの地図を描く⇄●資料集め、材料の確認、順序決定、締め切り設定
↓
目的地の先を考える⇄方向性は正しいか、思ったようか、うまく機能しているか
ルーティンとパターンで仕事(日常)を機械化する
毎日するルーティン、
週一でするルーティン、
月一でするルーティンを決めて表にする。
失敗した時のパターン、
体調不良の日のパターン、
何にもしたくない日のパターンを表にして認識する。
なるべく決断や選択にエネルギーと神経を使わずに
淡々と進めていくことが長く継続する秘訣です。
「すごいこと」を目指さず、淡々とルーティンをひとつひとつこなしていくことで、
仕事の質を高めて、余裕が生まれてくる。
誰だって無意識のうちに段取りをとって仕事や生活をやっているけど、
数こなせば段取りもできてくるけど、その段取りを意識的に精査すると、
もっと楽で余裕のある方法があるかもしれないと思った。
毎日のルーティン、曜日のルーティン、など常に見直していきたいと思いました。