『本「怒り」がスーッと消える本』を読んだら整理整頓だった。
「怒り」の感情が消えないので、
「怒り」とは何か?と疑問を抱いた。
だから、怒りに対する向き合いかたが知りたくていろんな本を読んで、
なおかつネットでいろいろ検索してたら疲れたので、
タイレストランへ行って、タイビールを飲んだ。
怒りとは
「言葉でコミュニケーションすることを煩わしく感じて、
手っ取り早く屈服させようとすること」(アドラー)
生活環境が快適だったら、
人は幸せを感じるのではないか、
キチンと整った玄関、
清潔に保たれた洗面所、
使いやすい台所、
安全で快適な浴室、
で生活していたら人にも温かい関心をもつことができる、
少なくても、人にも優しくなれそうだ。
怒りとか、イライラするとか、
もしかしたら、
生活環境をおざなりにした
ことから起きると考えてみたらどうか。
「対人関係療法」の精神科医が教える 「怒り」がスーッと消える本 (大和出版)
- 作者: 水島広子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/09/26
- メディア: Kindle版
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「怒り」の前に、
加工されてない感情である、
うれしい、楽しい、苦しい、辛い、不安などの元感情があって
そのうちのネガティブな感情である、
苦しい、辛い、不安などの元感情が増殖して、
コップからあふれ出た加工された感情が「怒り」です。
では「怒り」の感情はどのような段階を経て「怒り」に加工されるのでしょうか
1、出来事がおこる
2、出来事に自分で意味付けをする
3、思考や感情が生まれる
という順序を経て「怒り」へと加工されます、
具体例
1、出来事が起こる
:::靴下が脱ぎっぱなしで廊下に散乱している
2、意味付け
Aの意味付け:私を女中扱いしている!拾い集めて洗濯しとけ、ということ?
Bの意味付け:急いでたのね、大した手間ではないので片づけてあげる
3、思考や感情が生まれる
Aの意味付けの場合:怒りがこみ上げてくる
Bの意味付けの場合:笑ってやってあげる
「怒り」の原因は出来事に自分でネガティブな意味付けをするから
では、なぜある人はポジティブに受け入れ、
ある人はネガティブに受け入れるのでしょうか、
ネガティブに受け入れる人というのは
被害者になって困っている人
自分の期待した通りになっていなくて困ってる人
自分の思いが通じなくて困ってしまっている人
ネガティブな意味付けをする人は「相手への役割期待」が満たされなかったから
・計算違い⇒私はもっと大事にしてもらえるはずだったのに
・心が傷ついた⇒一番きにしていることをズバッといわれたから
・我慢が生む怒り⇒こんなに我慢しているのにわかってもらえない
「相手への役割期待」を冷静に熟考してみる
・自分は相手に何を期待しているのか
・それは相手にとって伝わっているのだろうか
・相手は自分に何を期待しているのか
・相手が本当にそれを期待していると、確認したか
・相手からの期待は自分にとって問題なく受け入れられるののか
・受け入れられない期待であれば、どのように変えてもらったらよいか
ということをじっくりと考えてみると状況が変わるかもしれない
状況がいぜんとかわらないのであれば
怒りの原因がじつは「怒りたい」からだったりする
怒っていれば自分は正しくて、相手が一方的に間違っているという証明になるわけだからです、この場合は目的を達成するために「怒りたいから、怒りを作った」のです。
なぜ「怒りたい」のでしょう
それは被害者意識によってうまれるものです
人生全般を「やらされてる」感が強い人、
やらされている、自分が被害者、自分は攻撃されている、
その被害者意識から「怒り」が爆発してしまうのです、
すべては本人の妄想です
では、そんな妄想をみないようにするために何が有効でしょうか
現在に集中することです、怒りは「過去の記憶」です
☆彡自分で作りだしたストーリーを手放す
👇
☆彡相手には相手の事情があり、心の悲鳴だと考えよう
👇
☆彡現実をありのまま受け止めて、余計な評価、詮索はしない
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☆彡正しいとか、べきとかにこだわるのはやめよう
👇
☆彡余計なことは考えないで今に集中しよう、
心穏やかに生きるコツ
「怒らない人」になるちょっとした習慣
身の回りの整理整頓に心をつくしてちゃんとやる
ちょっとしたものを使った後に元に戻す、
という行為一つとっても
「こんなに散らかっているのだから無意味だ」と考えてしまうと、
散らかった環境の被害者になってしまいます。
そうではなく
「それでも使ったものくらい戻そう」と主体的に動くことで、他人からやらされている、
自分ではコントロールできない、といった「被害者モード」からぬけられます。
「使ったもの」への感謝の気持ちなどを込めれば、さらに効果的です。
感謝の気持ちは被害者意識とは対極にあるものだからです。
少しづつでも部屋の片づけを主体的に進めていくのと、散らかった環境をみてイライラしてため息ばかりついている、という生活とは明らかに質が変わってくるでしょう。
我慢することをやめて、主体的にいきていくのです。そしたら怒りはの大半はなくなります。
「怒らずに」生きるために
・身の回りをきちんとすることによって、自信とゆとりが生まれる
・いやなことがあっても、「学びの場」ととらえる
・大きい視野を持つ
・我慢はやめる
・「させられている」ではなく「自分の判断で全てはやっている」と考えよう
「怒っている人」から被害を受けない方法
・「怒っている人は困っている人」と受け止めよう
・他人から怒られたら「自分への攻撃」ではなく「相手の悲鳴」ととらえる
・相手の怒りに巻き込まれないように、相手を追い込みすぎないようにしよう
金持ち喧嘩せず、という格言がある、
最後に、自分に対しては、人は怒りを捏造する(アドラー)
腹が立ってしまう理由
1⃣ ムカつくのは予定が狂ったから・・・自分の予定が狂って困ったから怒る
2⃣ 心に傷があると怒りやすくなる・・・心が深く傷ついている人は「再び傷つけられないようにすること」に集中するため、少しでも脅威と感じると怒り出す
3⃣ 怒りの根っこにある「我慢」・・・自分はこんなに我慢しているのに!
4⃣ 怒りは心の悲鳴・・・特定の人物に腹が立つ場合、自分は何に困っているのかを掘り下げると新たな発見がある
なんだか、腹が立つ、怒りがわいてくる、
大嫌いな人がいるのです、その人の名前を聞いただけでむしずが走るほど嫌いです。
だから、ずーーと避けてきたわけですが、避けても避けていても、怒りの感情があふれてききます。顔も見てないのに、何年もちゃんと話もしたことないのに、いつもいつも、その人のことを考えて怒りが頭脳を支配しています。
ふっと、「なんでこんなに嫌いなんだろう?」と初めて疑問がわいて
いままでは、避けてきただけだけど、ちゃんとこの問題に取り組もう、
考えようと思いました、もう、嫌いになることに、疲れてしまったのです。
人は怒りを捏造する(アドラー)