こんにちは~ あんかけ(@guam345)でーす。
それは予告なしにやってきました。
8月29日朝9時
いつまでも熱い夏が続いていた。
その日の朝は昨夜の大雨で、山が樹木が砂利道が蒸しあがっていた。
来年は8月も20日を過ぎたら、どこかへ避暑に行かなければ・・・
と考えていたほどに少しイライラしていた。
田舎の山道を西海岸でも歩くようなサンダルで愛犬の元へ急いだ。
私の寝床が山の上にあり、愛犬の寝床は本宅にあるので山から
本宅へ愛犬の散歩及び旦那様への挨拶のために、
急いだということだ。
山道の真ん中を歩けばよかったんだけど、
真ん中のコンクリートが凸凹していて、コンクリート余ったのもらってきて
塗り合わせたみたいになっていて、歩きにくそうなので、
ふちを選んだ。
ふちのみちというのは雑草をはえなくするために、シートでおおわれていた。
そのシートが昨夜の大雨で水をしっかり吸って、
非常にすべりやすくなっていた。
ドーン、コロリン、とひっくり返った。
しばらく、そこでひっくり返っていた。
よくころぶ、それがはじめに頭をよぎった。
30分ぐらいそこでじっとしていたが、痛みが治まらないどころか
片足が膝から下が動かない。
タバコ2本吸って考えた。
「旦那さん、息子夫婦に電話をしよう」
犬の散歩のとき携帯電話を忘れないように気をつけていて
よかった。
骨を折るとはすごく痛い!
骨を折るのは初めての経験だった。
{得体の知れない痛さ}だった。
ギャング映画のワンシーンによくあるやつ、
折れた骨をまた足で踏んづけて、ギャーって叫ぶやつ。
そのぐらい痛い!
救急車が到着して、タンカーを消防隊員4人が運んできた。
「キッチンのお母さん」「そう」
タンカーに乗せてもらって、山道を降りて、救急車で
近くの仁淀病院に運ばれた。
レントゲンをとって、それを見ながら先生が言った
「複雑骨折、3~4月入院ですね、」
「いつから?」「いまここで」
4か月の入院生活かーーー、覚悟を決めた。
ジタバタするのをやめ入院生活を受け入れる。
4か月限定 楽しい入院生活
足を折った次のつぎの日に手術をして、骨をチタンで固定した。
チタンは取り除かないのであとは骨がくっつくまでまつばかりだ。
左の膝下のみ負担をかけなければあとは元気なものだ。
暗い顔して病人服着る必要はないと考えた。
4か月避暑にカナダの小さな村のリゾートホテルに滞在していると考えよう。
お酒のめない、
暴食できない、
煙草吸えない・・・・・
生活を変えよう
お酒飲まない、
暴食しない、
煙草止める。
スポーツクラブやめる。
光回線やめる。
ヤクルトやめる
朝日新聞やめる
愛想笑いをやめる
サンダル・パンプス全部すてる
運動靴しかはかない
あきらめるのをやめる
やりたいこと全部やる
ということで、
入院生活だってあんかけの人生、大事に生きる。