こんにちわ~ あんかけ(@guam345)でーす。
会社に勤めている人も、好きな仕事をしている人も、
いつかはその仕事を辞める時がくるわけでして、
会社に勤めている人は定年というのがあるのでいいですが、
どこにも所属せずに好きな仕事をしている人はいつまで仕事するんでしょうか?
その仕事が好きでなくなったとき、または体力的にきつくなったとき。
という答えだけでは納得できなくて、
仕事ってなんだ?ってとこまで考えたのです。
いまはまだ先のこと、と思っている人が多いと思いますが、
確かに先の人には先のことですが、
先でなく今の問題である人もいるわけで、
一緒に考えていただけたら有り難いです。
目次
1、44年間製紙会社に働いたひと、
2、女手ひとつで子供を育てた人
3、どこにも属さず好きな仕事をしてきた人
4、まとめ
1、44年間大手工場で働いた人
「16才で中学を卒業してからずーっと、雨の日も風の日も休まず遅刻せず、弁当を作って勤め上げました。この44年間、会社と仕事第一に生活してきました。
そのおかげで、子供を育てて子供を学校へもやることができました。子供にやってやれたのでいいです。
60才で定年になったら、もう仕事はしません。この44年間でこころも体もボロボロです。仕事という言葉さえ聞きたくないです。」
今現在は2軒先の娘夫婦宅へ、スーパーで安かったからとトイレットペパーを持って行って嫌われています。
夫婦で孫の幼稚園の送り迎えに奔走しています。
2、女手ひとつで子供を育てた人
幼い男の子ふたりを女手ひとつで育て上げた人、別れた理由はギャンブルと浮気、生活費を入れない、というものでした。
「朝早くから夜遅くまでずーっと働いていました。日曜日も仕事を入れていた時期がありました。働いて、働いて子供を育ててきました。苦しい生活の中でも年金はかけていましたし、少しづづですが貯金もしてきました。60才の定年がきたら仕事はいっさいやめます。もう仕事はいいです、さんざんやってきました。子供も独立して自立できましたので、ひとりでゆっくり暮らしたいです。」
今現在は郊外の洒落たマンションでの一人暮らしを楽しみつつ、週2回のパッチワークキルト教室に通って勉強することが生きがいになっている。
3、どこにも属さず好きなことを仕事にしてきた人
高度成長期のスタートと青春の入り口が同じだった昭和25年生まれ、
アルバイトはいくらでもあったし、人手不足は深刻だった。
時給は1年で倍々ゲームで増えていた。そんな時代にどこにも属さずアルバイトで
気軽に生きていた。30才のときに好きな仕事で独立開業した。うれしくて、休むのも惜しんで働いた。名古屋の中心部で店を3店舗もっていた。
お店を大きくしたいわけじゃないし、お金がほしいわけでもないし、お店に夢がもてなくなったのでやめて、40才で結婚した。
結婚して10年たったころ、また開業した。
それから15年がたって、「お店、こんどこそ本当にやめようかな」と思案中。
体力の限界と気力も落ちてきた。今までできたことが、できなくなってきた。
仕事は私の片割れ、私の存在そのもの、お店のない私を想像できない。
好きでやってきた仕事だから。
4、まとめ
友人、知人、身の回りのひとの事例を3つ挙げて仕事について考察してみました。
どんな仕事でも、それが好きでも嫌いでも、
仕事が人生のすべてではけしてないということ。
だけど、人生の一部は仕事でできている、のは事実だ。
仕事の取り扱いは異性関係と同じくらいに慎重に扱わなければいけない。
ということで、まとまりましたでしょうか。仕事から離れつつある立場からみた仕事の話でした。