韓国映画「幼い依頼人」Netflixで鑑賞♪
昔、私が小学生の頃の楽しみと言ったら、
お正月とかお盆に両親が、時には親戚のおばさんが街まで
映画を見に連れていってくれたことでした。
映画を見た帰りには必ず、美味しいご飯を食べて帰りました。
本当にあの頃の映画鑑賞といえば、私にとって憧れそのものでした。
最近見た映画「幼い依頼人」2019年 韓国
ざっとしたあらすじ
ジョンヨプ((イ・ドンフィ)は就職がうまくいかず、姉夫婦の家に居候の身、今は情けない男だけど将来は有能な弁護士になって姉家族をヨーロッパ旅行に連れていく!と大ボラを吹きながら田舎で暮らしていた。
ちょっとの場繋ぎのつもりで児童福祉館に就職して、ダビン姉弟に出会う。
ダビン姉弟は継母からひどい虐待を受けていた、ジョンヨプに助けを求めるが、
ちょうどそんな時ソウルの大手法律事務所からスカウトされて、
有頂天でソウルに上京してしまうジョンヨプ、大喜びの姉。
ソウルで高級自動車に乗って張り切るジョンヨプの元に
児童福祉館時代の同僚から電話があり、
ダビンの弟が継母の虐待により死亡、そしてその犯人にダビンがされている、
という話を聞いて衝撃を受ける。
ジョンヨプの中で呵責、正義、人道のせめぎあいがあり、
「本当の仕事をするために」
ソウルでの仕事をやめてダビンの元へ駆けつけた。
それからは力の限りを尽くしてダビンの無罪を勝ち取り
継母、実父の罪を暴くのであった。
Chico的感想
イ・ドンフィさん初めてですがちょっと間の抜けたような感じからの、必死にくらい付いていく感じがとてもよかったです。
子供二人が可愛くて、本当に演技がうまくて舌を巻いてしまいました。
子供は親を選べないのが悲しいです。
密室状態の家庭内では親次第ですもんね、親がどうでもできてしまう。
良い両親に育てられた子供は、その境遇が自分の力ではなく運が良かったのだと知って
感謝して勉強して、大きくなったら可哀想な子供達を救ってほしいですね。
映画としては「虐待」そのものがテーマになっていて、実の父親がなぜ子供を愛せないのか、とか継母がなぜあそこまで酷い暴力を振るったのかなど、人間が描かれてなかったかなと思います。