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「ラッセルの幸福論」で幸福になる

100分で名著がわかりやすい。

 

ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)

ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)

 

 

 

 

幸福になりたいなら、戦略的に能動的に幸福をとりにいくしかない。

なぜなら、幸福は向こうからやってこないから、自分でつかみにいくのだ。

 

幸福は自分で取りに行くもの

 

ラッセルが52歳のときに幸福になれた理由をまとめた、それが幸福論。

 

理由① 自分が望んでいるものが何であるのかを発見して、徐々にこれらのものを数多く獲得したから。

 

理由② 望んでいるもののいくつかを本質的に獲得不可能なものとして、上手に捨てたから。

 

理由③ 自分の欠点に無関心になることを学んだ。だんだんと事物の注意を外界へと集中するようにしたから。

 

幸福になるためには不幸の原因を取り除く

不幸の原因を分析して解決しないと幸福にはなれない。

 

例① 幼少期のトラウマを引きずって、罪の意識に取りつかれた状態。

 

例②ナルシズム、自分しかあいせない、周囲のだれおも愛せない。

 

例③ 誇大妄想狂、権力欲に支配されて欲が深いということは不幸を招く原因。

 

それでは次に、不幸を断ち切るための方程式

 

不幸の原因

①悲観主義

②競争

③退屈と興奮

④疲れ

⑤ねたみ⇒比較をやめて、今の状況を楽しむ。

⑥罪の意識⇒なぜなのかを掘り下げて、原因を突き止める。

⑦被害妄想⇒比較をやめて、相手をほめて楽しむ。

⑧世評にたいする怯え⇒無視する。

 

思考のコントロール

とは考えるべきことを、考えるべき時に、十分考える(哲学せよ)

 

結局のところ、いい方向に考えて外に向かって行動する→純粋に楽しむ→退屈(マイナス)を否定的に考えない。

 

幸福の条件

 

人は熱中すると幸福になれる。

◎達成の喜びを味わうために、何かに熱中する。

 

◎ちょっとぐらい難しい目的を追求すると幸福だ。

 

◎趣味に熱中すると幸福だ。何かに集中すること。

 

◎人や物に友好的に積極的にかかわると幸せになれる。

 

幸福の秘訣はこういうことだ。あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。

そして、あなたの興味をひく人や物に対する反応を敵意あるものでなく、できるかぎり友好的なののにせよ。積極的に友好的にかかわえいあうと幸福に近づく。

 

幸福の源

 

◎熱意⇒うちではなく外に向ける

◎愛情⇒自信と安心

◎家族⇒妻子夫への義務

◎仕事⇒技術と建設性

◎趣味⇒気晴らしになる、つり合い感覚を保つ、悲しみを癒す。

◎努力とあきらめ⇒努力が必要ではあるが、無理なものには抗わない、損切る。

 

バランスが大切

 

1、健康

2、能力

3、収入

4、妻子への義務

 

👆ここを気を付けて守っていけば、バランスが取れる。

 

 

幸福な人とは

 

客観的な生き方をし

 

自由な愛情と広い興味を持っている人である。

 

他者や社会とのかかわりなしには、幸福になれない。

 

例えば・・・・

 

自分がごはんを食べるときに、何が食べたいのか、だけを深く掘り下げて内に向かって考えていたけど、

客観的に思考するなら、地元の生姜焼き街道、頑張ってる知り合いの喫茶店に行ってみようとか、芳子ちゃんげんきかな、顔みたいな、と考えて芳子ちゃんのやっているラーメン屋に行くとか、

ひっとりでお家でごはん食べるよりも、他者と友好的に繋がって幸福になれる、ということかな?

バランスが大切、のべつまくなし他者や世間と繋がるのではなく、仕事も趣味もあって、妻子への義務も果たして、収入を確保してて、勉強も続けて、健康的な生活もして、たまにそうして他者や世間と関わり合いをもっていきていくと、幸せになれるということか。

 

幸福の秘訣はこういうことだ。あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。

そして、あなたの興味をひく人や物に対する反応を敵意あるものでなく、できるかぎり友好的なののにせよ。積極的に友好的にかかわえいあうと幸福に近づく。

 

 

ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)

ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)