「ラッセルの幸福論」で幸福になる
100分で名著がわかりやすい。
ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)
- 作者: 小川仁志
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/10/25
- メディア: ムック
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幸福になりたいなら、戦略的に能動的に幸福をとりにいくしかない。
なぜなら、幸福は向こうからやってこないから、自分でつかみにいくのだ。
幸福は自分で取りに行くもの
ラッセルが52歳のときに幸福になれた理由をまとめた、それが幸福論。
理由① 自分が望んでいるものが何であるのかを発見して、徐々にこれらのものを数多く獲得したから。
理由② 望んでいるもののいくつかを本質的に獲得不可能なものとして、上手に捨てたから。
理由③ 自分の欠点に無関心になることを学んだ。だんだんと事物の注意を外界へと集中するようにしたから。
幸福になるためには不幸の原因を取り除く
不幸の原因を分析して解決しないと幸福にはなれない。
例① 幼少期のトラウマを引きずって、罪の意識に取りつかれた状態。
例②ナルシズム、自分しかあいせない、周囲のだれおも愛せない。
例③ 誇大妄想狂、権力欲に支配されて欲が深いということは不幸を招く原因。
それでは次に、不幸を断ち切るための方程式
不幸の原因
①悲観主義
②競争
③退屈と興奮
④疲れ
⑤ねたみ⇒比較をやめて、今の状況を楽しむ。
⑥罪の意識⇒なぜなのかを掘り下げて、原因を突き止める。
⑦被害妄想⇒比較をやめて、相手をほめて楽しむ。
⑧世評にたいする怯え⇒無視する。
思考のコントロール
とは考えるべきことを、考えるべき時に、十分考える(哲学せよ)
結局のところ、いい方向に考えて外に向かって行動する→純粋に楽しむ→退屈(マイナス)を否定的に考えない。
人は熱中すると幸福になれる。
◎達成の喜びを味わうために、何かに熱中する。
◎ちょっとぐらい難しい目的を追求すると幸福だ。
◎趣味に熱中すると幸福だ。何かに集中すること。
◎人や物に友好的に積極的にかかわると幸せになれる。
幸福の秘訣はこういうことだ。あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。
そして、あなたの興味をひく人や物に対する反応を敵意あるものでなく、できるかぎり友好的なののにせよ。積極的に友好的にかかわえいあうと幸福に近づく。
幸福の源
◎熱意⇒うちではなく外に向ける
◎愛情⇒自信と安心
◎家族⇒妻子夫への義務
◎仕事⇒技術と建設性
◎趣味⇒気晴らしになる、つり合い感覚を保つ、悲しみを癒す。
◎努力とあきらめ⇒努力が必要ではあるが、無理なものには抗わない、損切る。
バランスが大切
1、健康
2、能力
3、収入
4、妻子への義務
👆ここを気を付けて守っていけば、バランスが取れる。
幸福な人とは
客観的な生き方をし
自由な愛情と広い興味を持っている人である。
他者や社会とのかかわりなしには、幸福になれない。
例えば・・・・
自分がごはんを食べるときに、何が食べたいのか、だけを深く掘り下げて内に向かって考えていたけど、
客観的に思考するなら、地元の生姜焼き街道、頑張ってる知り合いの喫茶店に行ってみようとか、芳子ちゃんげんきかな、顔みたいな、と考えて芳子ちゃんのやっているラーメン屋に行くとか、
ひっとりでお家でごはん食べるよりも、他者と友好的に繋がって幸福になれる、ということかな?
バランスが大切、のべつまくなし他者や世間と繋がるのではなく、仕事も趣味もあって、妻子への義務も果たして、収入を確保してて、勉強も続けて、健康的な生活もして、たまにそうして他者や世間と関わり合いをもっていきていくと、幸せになれるということか。
幸福の秘訣はこういうことだ。あなたの興味をできるかぎり幅広くせよ。
そして、あなたの興味をひく人や物に対する反応を敵意あるものでなく、できるかぎり友好的なののにせよ。積極的に友好的にかかわえいあうと幸福に近づく。
ラッセル『幸福論』 2017年11月 (100分 de 名著)
- 作者: 小川仁志
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/10/25
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