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【ソウルごはん】55年以上の伝統の味テッチョカムジャタン

こんにちは~ あんかけ(@guam345)でーす。

ソウルで美味しいもの食べよう!

今回はカムジャタンです。

ソウルナビを穴のあくほど眺めて探した

 「テッチョカムジャック」

 

韓国は鍋!

韓国には鍋物の種類が豊富にありますが、あんかけがおススメする一押しの鍋が

カムジャタン

豚の骨付き肉とじゃがいも、韓国春雨、をニンニクと唐辛子で味付けした鍋に大量のエゴマの葉を入れるのが特徴です。コショーもきいています。

 

地下鉄4号線ソンシンヨデ(誠信女大)駅からすぐ近く、市場の中にあり、1958年から3代に渡っておいしさを引き継ぐカムジャタンの人気店「テジョカムジャグッ」

韓国で55年以上の歴史があるって、珍しいと思います。

 

ディープな店がまえ、というかテントがまえ。

屋台の大きいバージョンですね、このテント張りで3代もやっているんですかねぇ・・

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 テントのほつれはそこらにあったガムテープで止めて、

すごく韓国的です、こういうアバウトさが嫌われている。

10数年まえ、初めて韓国へ行ってこういうお店に入って、灰皿ください、と言ったら

「下に捨てて」と言われてびっくりしました。

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 普通盛り₩11000をひとつ注文します。

緑の葉っぱが鍋からこぼれそうなほどに盛られたカムジャグッが運ばれてきます。

一口にカムジャタンといってもお店によって全然ちがいます。ジャガイモがはいってないところもありますし。ここのはコショーがきつそうです。

葉っぱは春菊やゴマの葉で、火をつけてグツグツ煮れば、すぐにしんなりとなり、独特の香りがカムジャタン食べるぞ、モードになります。

強めの火で煮るので、たまにスープがこぼれたりもしますが、これも韓国式。しばらく煮込むと、下の方から肉とジャガイモが顔を出してきます!

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 待つこと10~15分。ジャガイモにさくっと箸がささる程度に火が通ったら、そろそろ食べ頃!アツアツのうちにカムジャグッ、いただきましょう。「テジョカムジャグッ」のカムジャグッ、カムジャタンと意味は同じです。

 

あまりほじほじしなくても肉が骨から剥がれ、

食べやすくてホロホロしていて、本当においしい。

日本ではこの部位のお肉はどうしているのだろう。

ホクホクのジャガイモがピリ辛の汁と混ざって、とっても美味!

タンミョン(韓国風春雨)もとってもおいしいけれど、あまり煮込みすぎると溶けてなくなってしまうので早めに食べましょう!タンミョン大好き、お替りもできます。

 妹と二人旅の今回の旅行、妹は食が細いのでおおかた姉が食べます。

 

 韓国の鍋や鉄板料理では定番の「シメにポックンパッ(炒めし)」。

残った汁にご飯を入れて、ここまでなら日本でも雑炊という〆飯がありますが、

韓国の〆にポックンパッは汁気がなくなるまで炒めます。

 

ポックンパッを注文するとすぐにおばちゃんが登場し、手際よく鍋の上でポックンパッを炒めてくれます。ポックンパッはキムチとノリの風味がよくきいていて、これを最後に食べれば満腹になる、というよりも、これだけでも食べたい!ぐらい美味しいです。

 

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ポックンパッの出来上がり、柄の長いスプーンでこそげながら食します。

病みつきになる味です。

 

ということで、韓国料理大好きのあんかけ的カムジャタンのすすめでした。

安いLCCがあったら、ちょこっとお鍋をたべにソウルへ行ってもいいですね。

(2014年1月の旅行を元ネタ)