お盆休み4っ日間、憧れの引きこもり生活するゾ、が4日目の夜には辛抱たまらず
20年来の行きつけ店 やきとり「大吉」にのこのこ出かけた。
土佐電鉄に乗って120円です。夜の8時から電車に乗って行くって、好きですねぇ。
約10分ほどで到着、近くて美味しい焼き鳥屋さん、しかも行きつけだから行きやすいし、でも電車に乗っていけば旅した気分になって、日常から一気に離れます。
まずはビールとハサミ、
いいですね~ 家では出せない味ですもんね、串は手差しで炭火で焼いていますよ、もちろん。辛い物が好きなので一味をこれでもかと振ります。
ビールが進みすぎる。
マスターと相棒さんと学生のアルバイト君
お店の扉をあけると、「いらっしゃい!」と明るい笑顔で迎えてくれるところが気に入っています。ほっとしますよね。
行きつけのお店を複数もっていると、人生が豊かになる!
焼き鳥屋は男だけでやっているお店がいい、
女のひとがいると、家庭臭がするというか、奥さんだったりするとちょっと遠慮しますから。そういうのと無縁の世界、居酒屋放浪記みたいな、夜飲むというのは非日常及び瞑想の世界にひたることだから、
ひとり飲みが好きだ
小学校4年生のときから、エプロンして「いらっしゃいませ、ビール一本」ってやってたから、どんなお店にも一人で入ることができる。
父親が氷屋をやっていた、製氷問屋から氷を仕入れて、家の木製の大きな冷蔵庫に保管して、買いに来た人に「一貫目ですね」とか言って売る。
配達もしていて、リヤカーに氷を積んでむしろをかけて、父親は麦わら帽子にランニング、ステテコ姿でリヤカーを引いていく。
近所の家に一軒一軒氷を配達するのだ。黙って人の家の台所へはいって行って、木製の2ドアの冷蔵庫の上の棚に氷をおいてくる。そんな仕事を生業にしていた。
なんだか世の中に電気冷蔵庫というものが出回りだしてから、うちの氷のお客さんが減ってきた。そこで、父親は残り少ないお客さんを近所の同業者にゆだねて、別の商売をはじめた。
小学校4年のときから飲み屋をやっていた
日本運送という大きな運送会社の前で食堂をはじめた。
トラックの運転手さんが仕事が終わって、朝からイカの焼いたのをつまみにビールを飲むような店だった。
ごはんだけ食べて、これから一眠りしてまた長距離へ行く、とかいう人もいた。
ビールの強い男の人がいた、その人が来ると、ひとりでたいしてつまみも取らず、ビールを10本ぐらいのむ。
中学になった時には、学校から帰って制服を脱ぐ暇もなく店を手伝うこともあった。
日曜日には1日中ジャガイモの皮をむいたり、玉ねぎを切ったりしていた。
いま居酒屋やっていて、「おばちゃん調理師免許もってる?」って聞かれたことあったけど、そんなのは持っていません。
ホンじゃ、本日の飲みは終わり、帰りましょう
美味しい串を食べて、ビールを数本飲んだらいい気持ちになってきた。
奥の団体さんも帰ったし、頭の中もふわふわになったし、肩の力も抜けたし、
今日の飲みはこれで終わり、「勘定してくださ]
最終電車に乗って帰りました。おやすみなさい・・・ike